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緑から白へのグラデーションを持つ花びらを、順序良く重ねて、きゅっと時計回りに絞ったような形をしています。

クチナシは秋に実を付けます。
クチナシの実は、花と違って香りはありません。また色も花と違ってオレンジ色をしています。
これを乾燥させて水で煮出すと、鮮やかな黄色の色素が溶け出します。
この色素は、天然由来の染料として、お正月の栗きんとんや、たくあんなど、きれいな黄色の色付けをしたいときに利用されています。

美しさ、よい香り、そして実用性を兼ね備えた植物「クチナシ」のお話でした(^^)
さて、ちょっと先の話ですが、8月23日（土）の科学教室では、クチナシの葉っぱを使うかもしれません。
どんなことに使うかは、お楽しみに！