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掲載日2021.01.27
2021.01.27

「おうちでミュージアム」科学のお話 火球あらわる

2021年1月14日(木)18時37分ごろ、広島市内で火球が観測されました。火球とは、流れ星の中でもとても明るいもののことをいいます。
その時の火球がなんとドライブレコーダーに映っていました。
火球は一瞬しか映らないので見逃さないよう気をつけてください!



ところで流れ星ってなんでしょう?夜空で輝いている星が流れていくものなのでしょうか?
実は、流れ星のもとになるものは、宇宙にあるチリや小天体などです。これらが地球の大気へ飛び込んでくると、地球の大気との摩擦によって熱くなり光を発します。これが流れ星の正体です。
地球の大気に飛び込んできたチリや小天体は地上から70~90㎞くらいのところで燃え尽きてしまいます。
また、燃え尽きずに地上まで落ちてくるものがいん石となります。日本ではこれまでに53個のいん石が見つかっています。最近では、2020年7月に習志野いん石が見つかりました。
さて、この機会に流れ星を探して空を見上げてみてはいかがでしょうか?

星空を見るときや、流れ星を見るときの約束!
☆安全な場所で大人の人といっしょに見ましょう!
☆夏でも冷えることがあります。あたたかい服を着ておきましょう!
☆他の人の迷惑になる場所で見てはいけません!

流れ星を見るときのポイント
☆15分ぐらい暗いところに目を慣らしましょう。
☆空の一点ではなく、空全体を見ましょう。

安全な場所で、レジャーシートを敷いてぼんやりと空を眺めると見つけやすいです。