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掲載日2020.04.17
2020.04.17

「おうちでミュージアム」月の撮影にチャレンジ!

スーパームーン

令和2年4月7日の夜から8日の朝にかけて見えた月は「スーパームーン」と呼(よ)ばれる月でした。スーパームーンとは1年間で1番大きく見える満月のことなのですが、科学的な定義(ていぎ)は決まっていません。
なぜ満月の大きさが変わるのでしょうか?月は地球の周りを回っています。その月の軌道(きどう)(通り道)は楕円形(だえんけい)をしているので、月と地球の距離(きょり)が近くなるタイミングがあります。その時に満月になると大きく見えるのです。しかし、直接(ちょくせつ)満月を見ても大きさの違(ちが)いはわからないので、撮影(さつえい)して比(くら)べてみると良いかもしれません。


写真1「望遠鏡で見た月」


スマートフォンと望遠鏡で月を撮影

ちなみに、写真1は4月8日の午後9時ごろ撮(と)った月の写真です。これは、写真2の望遠鏡とスマートフォンを使って撮りました。目で望遠鏡をのぞく代わりにスマートフォンのカメラを使えばこんな写真が撮れるのですが、慣(な)れないと少し難(むずか)しいです。まず、スマートフォンのカメラを望遠鏡の接眼(せつがん)レンズにぴったりと正確(せいかく)にあわせないといけません。カメラと接眼レンズがぴったり合うように根気よくスマートフォンを動かします。うまくカメラと接眼レンズがぴったり合うと、スマートフォンの画面に月のような明るい丸が映(うつ)し出されます。月の模様(もよう)がうまく映らなかったら明るさを調節したり、画面をタップしてピントを合わせたりしてみてください。このとき、せっかく合わせたカメラと接眼レンズがずれないように気をつけながらスマートフォンを操作(そうさ)しましょう。月の模様まで映ったらシャッターを押(お)します。なかなか1回ではうまく撮れないので何回も撮影してみましょう。

また、望遠鏡ではなく双眼鏡(そうがんきょう)でも写真を撮ることができます。双眼鏡が動かないように三脚にしっかり固定してから撮影に挑戦してみてください。

※スマートフォンのカメラを接眼レンズにぶつけて傷つけないよう気をつけましょう

!!望遠鏡や双眼鏡で太陽を見てはいけません!!


写真2「撮影に使用した望遠鏡」