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科学のお話

2009年5月15日(金)

「視覚・錯覚のふしぎ展」開催中(6月28日まで)

 人間の感覚はいろいろな場面で錯覚を起こしてしまいますが,様々な錯覚のうち目で見たときに起こるものを「錯視」といいます。
 右の図は「ミュラー・リヤー錯視」と呼ばれるとても有名な錯視図です。(ミュラー・リヤーは100年ほど前のドイツの心理学者)
右の3つの図形で,中心の線の長さは異なって見えますが実は同じ長さなのです。(どう見ても真ん中の線が長く見えますよね)
 では,なぜこのような錯視が起こるのでしょうか。
 目に映った映像を情報処理し何らかの形として認識しているのは脳の働きによるものですが,脳が情報処理をする際に,既得の情報や周囲との比較などで見ているものに対して意味づけ(これはこんな図だ。これは赤い色だなど)が行われます。その意味づけ段階で錯覚が起こるとされています。
 錯覚とは心理現象であり,現在の科学では説明ができない部分も多いようです。
現在,科学館の3階展示場では,「動いて見える絵」「同じ色なのに違う色?」「直線なのいに曲線?」など,錯視のパネル展を開催しています。しばし不思議な感覚の世界に浸ってみてはいかがでしょう。

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