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科学のお話

2016年12月9日(金)

3原色って知っていますか

 水彩絵の具を使って絵をかくときに、チューブにはない色は、2~3色を混ぜて、ほしい色を作ります。いろいろな色を作りたいと思って、多くの色を混ぜていくと、色はだんだん黒に近づいて、思った色ができないことがあります。

 絵の具などの色には、「色の3原色」と言われる基本の色があります。この3原色は、「シアン、イエロー、マゼンタ」という3色です。「シアン、イエロー、マゼンタ」という言葉は、インクジェットプリンタのインクの色でおなじみかもしれません。この3色を同じ量混ぜると、黒色になります。だから、水彩絵の具を混ぜれば混ぜるほど黒に近づいていくのです。
 私たちが、絵の具でかいた色を見ている時には、目は絵の具でかいたところからの反射されている色を見ています。

 私たちが見ている、カラーテレビやコンピュータのディスプレイの色を作る時のもとになるのは、「光の3原色」と言って、「赤、緑、青」の3色です。この3色を混ぜると色は、白になります。この時私たちの目は、反射ではなく、テレビやディスプレイからの光を直接見ています。

 このように3原色に違いがあるので、場合によっては、コンピュータディスプレイ画面を見ながら作った絵をインクジェットプリンタで印刷すると色との感じが違うことがあります。
  最近は、プリンタメーカーもできるだけディスプレイと同じ色が出るように、インクの混合量をプリンタの方で調整するように様々な工夫をしていますので、かなりディスプレイに近い色の再現ができるようになりました。

 こども文化学館の1階展示場「天空の夢の国」のコーナーには、「不思議な光遊び」という展示があります。以前は、「光の3原色」を色々な色の標本に当てて、どんな色に見えるのかを体感する展示でした。今回、新たに光を中から照らして、「光の3原色」をもちいて、色の混合を直接見る事ができるようにしました。色の混合具合を見ながらそれぞれの光量を調整すると、上にある雪だるまの体が、混合した色になります。赤・緑・青のそれぞれのつまみを回すことで、色々な色の混合が出来る事を確かめることができます。来館の時は、つまみをゆっくりとまわして、色の変化を確かめてみてください。

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