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科学のお話

2010年1月10日(日)

広島市在住の坪井正紀さんが、超新星(SN2010B)を発見!

 1月8日(日本時間)、広島市在住の坪井正紀さん(広島天文協会会長)が、超新星を発見されました。
 坪井さんの超新星発見は今回が初めてで、中国地方在住者初の快挙です。また日本人による今年最初の超新星発見でもあります。
 坪井さんは10年前から超新星の捜索に取り組んでおられ、今年こそはと意気込んでのぞんだ年明け早々の大発見となりました。
 今回発見された超新星(SN2010B)は、おおぐま座の北斗七星の近くにあるレンズ状銀河NGC 5370の中にあり、現在14.4等(※)ほどの明るさです。今後の明るさの変化や、超新星の種類の判別が注目されます。

※超新星としては標準的な明るさですがとても暗いため、かなり大きな望遠鏡を使わなければ見ることはできません。

→超新星とは?
 超新星は、恒星そのものが爆発して吹き飛んでしまう、宇宙でも特にダイナミックな現象の一つです。急激に非常に明るくなるため、地球からはるか遠く離れた銀河の中にあっても存在が分かります。最近では毎年数百個発見されていて、日本国内でも数名の方が活躍しています。

(図)超新星が発見された場所
(ステラナビゲーター8で作成)

発見につながった撮影画像(坪井正紀さん提供)

※目印の二つの線をのばして交わるところにある星が、今回発見された超新星です。そのすぐそばの、なんとなくモヤッとしたものが、レンズ状銀河NGC 5370です。見つかった超新星は、この銀河に数百万~数千億個ほどある星の一つが超新星爆発したものなのです。たった一つの星が、ものすごい数の星を含む銀河全体と同じくらいの明るさになったわけで、どれだけ激しい爆発か、なんとなく想像できるでしょう。

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